債務整理

給与の差し押さえを個人再生手続で取り消す方法

給与の差し押さえを個人再生手続で取り消す方法

借金問題を放置していると、債権者から訴訟を提起され、その裁判に負けてしまうと、「判決」を取られてしまいます。

そうすると、債権者は財産の差し押さえすることが可能となり、大事な給与や預金口座を差し押さえされ、財産を債権者に取られてしまうことになります。

特に、給与を差し押さえされた場合、勤務先に借金があることが知られてしまい、収入も大幅に減ってしまうことになります。

これを回避するためには、やはり早めに借金をしっかりと整理することが一番です。

そこで今回は債務整理の手続きの中でも、個人再生手続を選択した場合の差し押さえから解放される方法を簡単にご紹介いたします。

1.給与の差し押さえについて

債権者は借金の返済が滞ると、通常電話や手紙で督促をしてきます。

その後、督促をしても返済がなければ、裁判を起こしてきます。

この裁判の結果、債権者の言い分が正しいと判断されると、判決を取られてしまいます。

そして、裁判所の判決を基に債権者は財産の差し押さえが可能となり、債権者が知っている財産(預金や給与)を差し押さえてきます。

なお、給与の場合は一般的に1/4が差し押さえ可能な範囲となり、全額を債権者に取られてしまうわけではありません。

また、債権者であれば誰でもすぐに給与を差し押さええできるわけではありません。

しかるべき手続きを踏んで裁判所が認めた場合にのみ、差し押さえが実行できるのです。

そのため、通常の債権者からの「督促状」だけではすぐに財産を差し押さええされることは少ないです。

2.個人再生手続とは

個人再生手続は、債務整理手続きの一つの手段であり、裁判手続によって借金を法律で定められた金額まで減額し、減額した金額を3年から5年で支払う手続きになります。

一番のメリットは資産処分が原則不要であるため、住宅や保険、自動車を保持したまま借金を整理できる点です。

一方で、必ず返済をする手続きになるため、収入がある方でなければ選択できません。

また、裁判所で返済能力があると認められないと、手続きが認可されません。

このような個人再生手続を選択される方の多くは、「住宅を残す」ことを希望されています。

そのため、給与の差し押さえを受けたままでは、住宅ローンの支払いも難しく、住宅ローンが滞れば、当然住宅も失ってしまう可能性があります。

そのため、住宅をお持ちの方はすぐにでも個人再生手続を検討するべきでしょう。

一方で、個人再生手続は、「返済する手続き」になるため、すでに給与を差し押さえされている場合は、収入が減ってしまっているので、返済することができなくなってしまうのでは?とご不安と思います。

しかし、ご安心下さい。個人再生手続が認められると、差し押さえを取り消すことができるため、給与は差し押さえ前の通常の状態に戻ることになります。

では、差し押さえから解放されるのは具体的にいつになるのでしょうか。

3.弁護士が介入したら差し押さえは止まる?

弁護士が介入した場合、各債権者へ受任通知を発送します。

この通知が届くことによって、債権者からの電話や手紙の督促行為は止めることができますが、残念ながら差し押さえを止めることは難しいです。

弁護士の介入によって止めることができるのは、あくまでの債権者からの督促行為債権者に対する返済だけになります。

そのため支払いを停止してから時間が経っていると、別の債権者が新たに訴えを起こし、差し押さえをしてくる可能性もあることに注意してください。

4.個人再生の申立てをしたら差し押さえは止まる?

個人再生手続の申立てをしても、残念ながらすぐに給与の差し押さえは止まりません。

しかし、個人再生の手続の「認可が確定した場合」、強制執行の手続を取消すことができます。

そのため手続きの認可確定によって、差し押さえから解放されることになり、給与の通常通り受け取ることができるようになります。

しかし、個人再生手続は、申立てから認可までには5か月~6か月程度かかる手続きになります。

この間の給与はどうなるのでしょうか。

5.開始決定から認可決定までの間の取り扱い

個人再生の手続は、認可までに半年程度かかってしまう手続です。

この間、債権者に給与を取られてしまっては大きな損失になります。

これを回避する方法が、「執行の停止」手続です。

個人再生の開始決定がされると、以後債権者は返済を受けることができなくなります。

これは差し押さえをしている債権者に対しも同じです。

そのためこの間の給与は通常「供託」され、手続きの認可後に取り戻すことができるのです。

また、裁判所も「給与の差し押さえをされたままでは生活に大きな支障が出る」と判断した場合、強制執行の取消しを決定し、手続期間中であっても強制執行が取り消される場合もあります。

6.借金問題は泉総合法律事務所藤沢支店へご相談下さい

借金の支払いが遅れだした場合や、すでに裁判所から訴状が届いたら急ぎ弁護士へご相談下さい。

これを放置し、対応が遅れてしまうと、最後は判決を取られてしまい、財産を差し押さえされてしまう可能性が高いです。

そして、差し押さえをされると、個人再生の手続が認可されるまで、差し押さえからは解放されません。

しかし、給与を確保する方法や認可前に差し押さえから解放できる手続きも準備されています。

泉総合法律事務所は、債務整理の経験豊富な弁護士が多数在籍し、相談者一人一人に合った手続をご提案いたします。

藤沢市、茅ケ崎市、鎌倉市、東海道線・小田急江ノ島線沿線にお住まい、お勤めの方で、借金問題でお困りの方は、相談は何度でも無料の泉総合法律事務所藤沢支店までご相談下さい。

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